幻紅衣と望によせて

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作者―こぢんまりとした箱庭図式で、貴重品をばら撒く、まるで大正の成金のような豪勢な感じの対比。味付けに桂合を2回ほど。竜が消えます。玉が駆けずり回る様子は馬みたいです。詰上がりが「馬」だらけです。

持駒には銀が豊富・2手目21玉の変化は避けたい、という2点から、初手は32銀と叩きたくなるが、これが詰まない。作意順を追うと、後で香を捨てるチャンスがないのだ。つまり、9手目14香は23玉で詰まないし、11手目15香は25玉で詰まない。それにしても叩きにくい香だ。

いろいろと変化もあり、一気に15玉まで呼び出すのは意表を突く。途中24桂に23玉でもよいのはちょっと惜しいが、この簡素形ではやむを得ないところ。

14手目25他合は26銀~17金なので、容易に桂合と決まる。14で清算して32角と打つと、これは習いある桂合の形。この初形から1段目や2段目ならともかく、5段目と3段目で2回桂合が出るのは意外性がある。

以下は龍を捨てての例の収束で、うまくまとまった。さすがにこれは順算で創っていると思うのだが、よくぞこの収束に繋げたものだ。

2月号のデビュー作とは厄介さという点で共通点が見出せるが、こればかりが作者の持ち味ではない。今後の作品群にも要注目。


短評

柿久桂古―簡素な初形、持駒は強力だがうまく駆使している。収束が良い。

加賀孝志―ピリッとした味有り、引き締まった作。合が動く感触が良い。

須川卓二―筋になかなかたどり着けず難渋。この収束になるのも意外。

小林巧―持駒が多い割には、爽快感の残る作品。

















ABC平均
915211102.65
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